栄養部

けいらん(鶏卵)

たまご(生:全卵)

たまご(生:全卵)の栄養素

ルシウム 51mg
鉄分 1.8mg
リン 180mg
ビタミンA(レチノール当量) 0.06mg
ビタミンD 3μg
ビタミンE 1.1mg

(食材100gあたり:五訂日本食品成分表より抜粋)

構造

鶏卵は卵殻、卵白、卵黄から成る。卵殻は主に炭酸カルシウムから成る多孔質の殻で、外部から酸素を取り込み、胚の呼吸によって生じた二酸化炭素を放出できるようになっている。

卵殻の内側には卵殻膜と呼ばれる薄皮があります。

卵白は粘度の高い「濃厚卵白」と、粘度の低い「水様卵白」から成る。

卵黄はひも状の「カラザ」によって卵の中心に固定されている。

卵黄の中心付近には、直径5mm程度の「ラテブラ」と呼ばれる組織があります。

「ラテブラ」はゆで卵にしても完全には固まりきらないという性質を持っています。

たまごの特徴

鶏卵は栄養価が高く、特に良質な動物性タンパク質を豊富に含むほか、卵黄にはビタミンA、ビタミンD、ビタミンEや、リン、鉄、カルシウムといったミネラルが含まれている。

世界的にも動物性の蛋白質の摂取源として一般的な食材です。
べジタリアンにも、無精卵だけは動物を傷つけることなく入手できる食材として、食べてもよいとする主義もあり、中国精進料理でも使われる例もあります。

日本においては、卵といえば、鶏卵を指すことが多く、一般に入手しやすい鳥類の卵としては他にウズラの卵ぐらいしかありませんが、中国ではアヒルの卵もごく一般的で、他にガチョウハトの卵もあり、用途に応じて使い分けられています。

 

毛ガニ

毛ガニの栄養素

タンパク質 15.8g
カルシウム 61㎎
鉄分 0.5㎎
亜鉛 3.3㎎
カリウム 340㎎

(食材100gあたり:五訂日本食品成分表より抜粋)

毛ガニの特徴

日本では北海道を代表する食材となっています。正式名称は大栗蟹と言います。
食べ方としては、塩ゆでや焼き物、缶詰などに加工されて身をほぐして様々な料理に使われていますね。 

またカニの身の中にはタウリンと言われるアミノ酸の1種が多く含まれています。 
タウリンには血圧降下作用、動脈硬化予防のほかにも肝機能強化及び疲労回復、視力の向上にも効果があると言われていますので栄養ドリンクなどに含まれている場合が多いですね。さらに、カリウムやリンといったミネラルも含まれていることから血圧降下などの効果も期待できますよ。

ちなみに毛ガニにはなぜ毛が生えているのかと疑問に思ったことはないでしょうか。
これは冬の海では寒いために保温の為、生やしているわけではありません。
ならどうしてか?それは周囲の動きを感知しやすくするためです。体の毛が動くことにより水の流れなどを感じとり、外敵から身をまもっていると言われています。
知っていましたか?

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