病院における『管理栄養士・栄養士』が担当することについてお話します。みなさんがイメージされる病院栄養士とは?どんなイメージですか?‘栄養指導をする人’、‘食事を作る人’、‘献立を作る人’そんなイメージでしょうか?
実際、病院における管理栄養士・栄養士の仕事は大きく分けて2部門に分かれます。それは『臨床栄養管理部門』もう1つは『給食経営管理部門(衛生管理も含む)』に分かれます。一つ目の『臨床栄養管理部門』はイメージ通りかもしれませんが、患者さまに対して、個別栄養相談、集団栄養相談、教室等の実施です。それ以外にも、病棟に行き入院中の食事について説明することも行っています。
2つ目の『給食経営管理部門』は発注→納品(検品)→下処理→調理→盛付→配膳→下膳の流れを管理しています。もちろん、献立作成や食品衛生管理も行っています。
当院の場合は、病院スタッフ4名が『臨床栄養管理部門』を担当し、『給食経営管理部門』は給食委託会社に委託(委託側スタッフ24名)し計28名で、入院・外来の患者様をお食事でサポートしています。
また当院では入院患者様に対して『特別メニュー』というサービスを行っています。(いくらかの条件はありますが!)
入院中、楽しみの1つである食事が少しでも満足していただけるよう努力しています。
また、どうしても病院の影響で通常の食事が食べられない場合は、特別治療食や形態(刻み・ミキサー状態)を変えて提供し、患者様に通常の食事内容でないことを説明し納得して食べていただくようにしています。
飲み込みが困難な方には 食事をミキサーして提供しています。 |
|