糖質は1gあたり約4kcalのエネルギーを生み出します。体内で分解されブドウ糖にまで分解されると、血液を通して各細胞に運ばれ、体を動かすエネルギーとして利用されます。
また、脳や神経組織、赤血球などは通常ブドウ糖しかエネルギー源として利用できないため、糖質はそのような組織にブドウ糖を供給する大きな役割があります
ご飯や、パン、うどん、パスタなど小麦でつくった食品のほか、さつまいもやじゃがいもなどの芋類、砂糖などに多く含まれています。
不足すると疲れやすくなり、体温も上がらず無気力になります。不足が長く続いた場合には、体のたんぱく質が過度に分解されれば筋肉が減少するなどし、体脂肪が過度に分解されれば血液中のケトン体が増加してケトン血症になり、嘔吐等がおきることがあります。
とりすぎが続くと肥満の原因になります。余ったブドウ糖はグリコーゲンとして蓄えられ、必要に応じて消費されますが、それでも余ると脂肪組織に運ばれ体脂肪として蓄積されます。