栄養部

とうふ(豆腐)

豆腐(木綿豆腐)

豆腐(木綿豆腐)の栄養素

カリウム 140mg
ビタミンE 0.6mg
ビタミンB1 0.07mg
ビタミンB2 0.03mg

(食材100gあたり:五訂日本食品成分表より抜粋)

豆腐の特徴

 

栄養いっぱい!効果いっぱい!豆腐ってすごい!!

<注目されている良質なタンパク質>

大豆には、栄養素としてだけでなく、いろいろな病気の予防もできると注目されている良質な植物性たんぱく質が含まれています。
100中に約35gも含まれているそうです。
知られている病気の予防効果は、コレステロールの調節作用、高血圧、動脈硬化の予防、消化器系のガンを防ぐ働きです。
また、老化予防にも役立ちます。
最近では花粉症などの増え続けるアレルギーに期待が高まっています。

<女性の気になる肌のトラブル・肥満などを防ぐ優れた働きを持っている>

サポニンは「配糖体」と呼ばれる物質で脂肪と糖が結合したような物質です。
赤血球を壊す作用があるので有害物質といわれてきました。
しかし、その効果が明らかになってきました。
サポニンには、コレステロールを低下させたり体に脂肪が溜まるのを防ぐ働きがあることも解ってきています。
つまり肥満防止です。
脂肪が酸化するのを防ぐので女性の悩みの肌のトラブル・シミ、ソバカス・肌の老化を防ぐ効果もあります。
最近ではガンやHIVウィルスの抑制にも効果があると注目を浴びています。

<お腹にいい働きでよく知られているオリゴ糖>

大豆オリゴ糖は天然の成分で豆乳にも含まれています。
豆乳の甘みは、このオリゴ糖がたくさん含まれているからです。
その効果は便秘を解消したり、増えている大腸ガンの予防や食中毒への抵抗力を高めると期待されています。
ヨーグルトなどの乳酸菌は耐酸性が弱いので生きたまま腸まで届かないものもありますが、大豆オリゴ糖は胃などでは吸収されないでそのまま大腸に届くので大きな効果があります。
オリゴ糖はお腹をきれいにしてくれます。

<血管がサラサラになる大豆の脂肪酸>

動物性の脂肪を「飽和脂肪酸」といいます。リノール酸やリノレン酸など大豆に含まれている植物性脂肪を「不飽和脂肪酸」といいます。
この2つは体内で合成できなく「必須脂肪酸」と呼ばれています。
不足すると動脈硬化を引き起こしやすくなると言われています。

リノール酸には、血管にコレステロールが付着するのを防いでくれる働きがあり、コレステロール値を下げてくれるのです。
また、リノレン酸は青魚に含まれていることで知られています。

<血管、肝臓、脳、体中の細胞を元気にし若返りにも効くレシチン>

レシチンは必ず細胞膜に存在しています。
細胞内に酸素や栄養分を取り入れてくれ内部からの老廃物を排出するのです。
人間には不可欠な物質です。
レシチンはコレステロールを取り除いて動脈硬化やくも膜下出血、心筋梗塞や脳梗塞などを予防してくれます。
さらに、皮膚細胞の再生や強化にも効果があり、皮膚の新陳代謝を促進させ肌の老化を防ぎます。
脂肪肝の予防にも非常に効果があるといわれています。
また、脳細胞を活性化させ脳の老化、痴呆症を防ぐ効果があります。

<女性ホルモンと似た働きをしてくれる注目の成分、イソフラボン>

イソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンに似た構造を持ち女性ホルモンが減少した時に代替ホルモンとして作用してくれるのです。
更年期を迎えるとホルモンのバランスが崩れ、ホットフラッシュといわれるほてりやのぼせ、めまい、倦怠感、イライラ、疲労感などの症状が現れます。
そこでイソフラボンの摂取でエストロゲン不足を補い、ホルモンのバランスを整えてくれます。
症状の改善が可能ということです。
毎日の積み重ねの摂取が大切です。
さらに、美肌をつくる効果もあるといわれています。

<骨粗しょう症を防ぐだけではなく心の育成にも大切>

木綿豆腐にはカルシウムが140mgも含まれています。
カルシウム不足が原因で起きる代表的な病気は骨粗しょう症です。
カルシウムが不足すると神経が過敏になりイライラしたりします。
毎日200~400ml、コップ1~2杯の豆乳を摂取することでこれらを解消するように心掛けましょう。
また、心の育成にも非常に大きくかかわってくるのです。

<大腸ガンの予防に効果があります>

大豆に含まれている食物繊維は余分なコレステロールを排出してくれます。
すなわち、肥満や高脂血症などの予防になるわけです。
さらに糖分吸収を抑制するナトリウムを排出してくれるので糖尿病や高血圧の予防にも役立ちます。
また、腸の働きを促進させるため便通がよくなり便秘の予防にも効果的です。

<ビタミンEは若返りのビタミンです>

大豆には抗酸化作用のあるビタミンEが含まれています。
ビタミンEは血行を促進させる作用があるため肌の新陳代謝を助け肌を美しくさせてくれます。
また、肩こりや冷え性などにも効果があります。

トマト

トマトの栄養素

カリウム 210㎎
β-カロテン当量 540μg
レチノール当量 45μg
ビタミンC 15㎎
食物繊維 1.0g

(食材100gあたり:五訂日本食品成分表より抜粋)

トマトの特徴

トマトにはビタミンA、ビタミンCが豊富で免疫力アップなどの効果が期待できます。
ビタミンAは油に溶けやすいという特性を持っているため、油物と一緒に摂るとよいでしょう。
さらにビタミンやミネラル類は美容にも効果があり、肌の乾燥を予防する効果や、体のむくみとり、便秘改善など女性に嬉しい効果が期待できる栄養素がトマトに多く含まれているのでおススメですよ。

ちなみにトマトの旬は夏ですから、今年の夏はトマトを意識して食べてみてはいかがでしょうか?食材というものはこれだけ食べていれば大丈夫というものはありません。パスタのソースにするもよし、サラダにするのもよし。
食べ方は豊富なので毎日の食卓に並べてみてはいかがでしょうか。

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