世界が高齢化に向かう中そのトップランナーである長寿国日本は少子化に伴う人口減少に対し医療は量から質へと転換しつつあります。
さらにわが国の医療費逼迫の中、政府の推し進める病院の機能分化、地域包括ケアシステムに対し当院は2015年度 急性期病院の継続と地域包括ケア病床15床を開設し対応いたしてまいりました。
神戸地区医療構想における灘区も今後、医療資源の減少、高齢者医療・福祉への需要の高まりに対し、地域の実情に合った地域ごとの医療の供給、適応が要求されます。
そのために地域のかかりつけ医のご信頼を得、双方向の密な医療情報交換システムを構築することにより地域のプロフェッショナル集団として市民の皆様のご要望にお応えできる病院であることを目指しております。
患者様中心の良質な医療提供、地域全体の医療の質の向上のため皆様とともに努力させていただきたいと考えております。
今年度も当院の前進のため、皆様方のご指導ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。
昭和49年4月 | 神戸大学医学部第一外科入局・医員 |
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昭和51年7月 | 癌研究会癌研究所病理部研究生 |
平成6年4月 | 兵庫県立成人病センター外科部長 |
平成15年6月 | 兵庫県立成人病センター乳腺科部長 |
平成17年4月 | 東京医科大学乳腺科教授 |